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トップページ > 楽器をはじめよう:サックス

サックスの歴史を学びましょう

まずは簡単にサックスの歴史について学びましょう。

■サックスの発明

サックス(Saxophone)は1840年、ベルギーのアドルフ・サックスが発明した楽器です。
円錐形の管体のサックスは、木管楽器の持つ豊かでしなやかな音色と、金管楽器の持つ力強く華やかな響きを持ちます。
他の楽器にはない贅沢な楽器として、ベルリオ−ズ(フランスの作曲家)など当時の作曲家たちの賞賛を浴びましたが、クラシック界では比較的新しい楽器で、曲のレパートリーも少なく、活躍の場が殆どなかったため、なかなか世界中には広まりませんでした。

■サックスの爆発的な普及とジャズ

現在のように世の中に広く普及したのは、アメリカでのジャズが普及し始めた1920年代以降です。
1930年代にはソロ(アドリブ)が発展し、スウィングジャズが生まれます。その中でソロの楽器として、サックスが重要な役割を果たすようになり、1940年に有名なチャーリー・パーカー(*1)らの登場によりビ・バップというスタイルを確立され、サックスがジャズ界の花形楽器として君臨するようになりました。
その後もジャズ界では、クールジャズ・ハードバップなど様々な新しいスタイルが生まれ、アルトサックスではフィル・ウッズジャッキー・マクリーンなどのスターが続々と誕生しました。
また、テナーサックスでは、現在も非常に人気の高いジョン・コルトレーンソニー・ロリンズなどが活躍し、名盤の数々を残しています。

 サックスはボサノバでも活躍しますが、そのスタイルを確立したのが、1950年代のスタン・ゲッツだと言われています。

 以前は今では見られないF管やC管のサックスも見られましたが、構造上の大きな変化は他の楽器に比べて少なく、1950年頃には現在の形にかなり近い楽器ができていました。

1) チャーリー・パーカー・・・1920年、カンサス州生まれ、20世紀最高のアルトサックス奏者と称されるモダンジャズのパイオニア。1955年に急死

フィル・ウッズ

2)フィル・ウッズ・・・1931年 マサチューセッツ州生まれ。チャーリーパーカーの影響を受け、ジャンルにとらわれず、幅広く活躍している巨匠。

■クラシックでも欠かせない楽器に

また、クラシックでは吹奏楽・アンサンブルで活躍することが多いのですが、オーケストラ内でも「アルルの女」や「ボレロ」等限られた曲で大活躍しています。
「ラプソディー・イン・ブルー」「ロメオとジュリエット」等も有名

■様々な可能性を秘めた管楽器

ジャズ、フュージョン、クラシックでは全く違う響きをするのもサックスの大きな特徴なので、是非いろいろなジャンルを聴いてみてください。

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サックスの種類を学びましょう

■大きく分けて4種類

サックスには大きく”ソプラノサックス”・”アルトサックス”・”テナーサックス”・”バリトンサックス”の4つがあります。(その他”ソプラニーノサックス”・”バスサックス”もあります)簡単に4つの特徴をご説明します。

ソプラノサックス

 ケニー・Gが演奏していることで、一般の方にも幅広く知られるようになりました。
クリアで明るく官能的な音色で、ジャズや吹奏楽で多く使用されています。その他ロックやポップスとの相性も良く、幅広いジャンルで使われます。
コンパクトな楽器のため、趣味としてソプラノサックスから始められる方も多くいます。

アルトサックス

 サックスの中で最もポピュラーな楽器で、輝かしさと柔らかさを兼ね備えた美しい響きを持っています。金管楽器に近い力強さを持つ反面、表現力が豊かなので、心に響く柔らかい音色を出すこともできます。サックスの基本といわれ、入門用としてこのサックスで勉強されている方が多いようです。
音色は一般的に低音の女性の声に似ているといわれています。

テナーサックス

 アルトサックスと同様にジャズでも大変活躍するサックスです。アルトサックスよりも音域がやや低く、渋く男性的な音色です。音量があり、男声に近い音色で低音の魅力といった感じでしょうか。ジャズの雰囲気を出しやすく、豪快なソロを聞かせたり、燻銀な音色を奏でたり、幅広い包容力を備えています。
一方で演歌でもよく使われるサックスです。

バリトンサックス

 アルトの1オクターブ下の音域で、ビッグバンドや吹奏楽、カルテットで使用されています。カルテットでは弦楽四重奏のチェロの役割を果たしています。力強さとしなやかさを兼ね備えています。
ソロの楽器としては、あまり使われませんが、ベースラインを担当する大切な楽器です。

この他にも最近ジャズや吹奏楽で使用されているソプラニーノサックス(ソプラノより4度高い音域)やバス、コントラバスサックス等があります。

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サックスメーカーを学びましょう

次にサックスの製造メーカーを見てみましょう。

雑誌やホームページでは、フランスの”ヘンリー・セルマー”、日本の”ヤナギサワ”・”ヤマハ”が特に有名な3大メーカーとして紹介されています。
その他ドイツの”ユリウス・カイルベルト”、フランスの”ビュッフェ・クランポン”のサックスも多くは知られていませんが、楽器の作り・響き共完成度が高く、弊社では特にお勧めしています。

サックスは600ものパーツを必要とし、技術的にも製造が難しい楽器のため、歴史と技術が確かな上記5社のサックスが安心です。
簡単に特徴を挙げてみます。

ビュッフェ・クランポン
ビュッフェ・クランポン
フランスの老舗管楽器メーカーで、クラリネットでは圧倒的なプロの支持を受けるメーカーです。サックスの製造に関しても、意外と知られていないのですが、現在のメーカーでは一番古い歴史を持っています。
現在はレッドブラスの最高機種の「Prestige」、入門モデルの「Student」、マットなし上げでジャズ向けの「Intermediate」の3機種発売されており、いずれも個性的で御買い得な楽器です。
ユリウス・カイルベルト
ユリウス・カイルベルト
ドイツのサックス専業メーカーで、75年の伝統を誇ります。楽器作りの精神は当時のままを受け継ぎ、現在発売されているメーカーの中でも、最も伝統的な製造技法を用いているこだわりのメーカーです。
最新技術の導入やプレイヤーの意見を聞き入れ、音の追及にも貪欲なメーカーで、2004年発売の「Shadow」は、マークYの後継機種として、プロからも高く評価されています。オリジナルのブラックニッケルメッキも人気です。
ヤマハ
ヤマハ
ご存知の総合楽器メーカーで、しっかりとした生産システムが整っており、非常によく研究されています。アルトでは10万円前後から40万円程(一部金メッキは除く)の各価格帯で安定した良い楽器を製造しており、近年ヤマハ サックスの評価が急速に高まっています。
ジャズではフィル・ウッズ氏が、クラシックでは須川展也氏が使用していることでも有名です。
ヤナギサワ
ヤナギサワ
日本のサックス専業メーカーで、作りの丁寧さとブロンズモデル・シルバーソニックモデルなど素材へのこだわりの高いメーカーです。
ソプラノ・アルトサックスの評価が特に高く、海外でも評価の高いメーカーです。そのため、日本ではここ数年、品不足が続いております。メタルマウスピースも隠れた人気商品です。
H.セルマー
H.セルマー
ジャズ・クラシック問わず愛用者の多いメーカーです。
その時代のニーズに合わせた機種が作られましたが、1950年代から70年前半に作られた「マークY」は、今でもプレイヤーに根強く人気のある機種です。
現在のSA80Uは全体的にキィがやや大きいのですが、SERIEVに進化し、キィが小ぶりになって操作性が向上し、音程もとりやすくなりました。
音色が機種ごとに大きく異なるのも特徴のひとつです。

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おすすめ機種

各メーカー様々な価格帯別に機種を発売しておりますが、特に人気が高く、
お勧めのモデルをご紹介します。 

セルマー アルトサックス SA80 SERIE II Jubilee

人気の国産フランスサックスメーカーです。比較的コンパクトなキィワークで扱いやすく、音色の美しさはプロも認める楽器です。

内容 セルマー アルトサックス SA80 SERIE II Jubilee
○付属ハードケース
○付属マウスピース
○付属お手入れ用品(コルクグリス、スワブ、クロス、ストラップ等)

ヤナギサワ テナーサックス T-902

テナーサックスも人気です!深みのある落ち着いた音色が素敵です。
純国産サックスメーカー ヤナギサワの人気ブロンズモデル。
銅の比率を多くすることで、このクラスでも柔らかく芳醇な響きを再現。
大人の方にも大人気の楽器です。

セット内容 ヤナギサワ テナーサックス T-902
○付属ハードケース
○付属マウスピース ヤナギサワ
○付属お手入れ用品(コルクグリス、スワブ、クロス、ストラップ等)
*その他必要品は付属で揃っています。

ヤマハ テナーサックス YTS-875EX

安定した音程と響き、奏者の期待に応える十分な性能を備えた人気のモデルです。
クラシック奏者の方にも高い人気!

内容 ヤマハ テナーサックス YTS-875EX
○付属ハードケース
○付属マウスピース ヤマハカスタム
○付属お手入れ用品(コルクグリス、スワブ、クロス、ストラップ等)

弊社では各メーカー総銀製までを中心に在庫を豊富に取り揃えています。

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マウスピース・リードも学ぼう!

マウスピース

サックス本体と同じくらい大切なのが、マウスピース・リードです。やりたい音楽や求める音色に合わせてそれぞれの組み合わせを試して下さい。

材質は大きく分けて樹脂製の「ハードラバー」と真鍮やアルミ合金、ステンレス合金等の「メタル」に分かれます。
「ハードラバー」はコントロールがしやすく、音質も柔らかくなっています。
対して「メタルマウスピース」は音量が大きく、輪郭がはっきりとした硬い響きになります。
コントロールは難しいので、ハードラバーである程度吹ける様になってから、メタルマウスピースを使ってみるのが無難です。

リードまた、リードも各社 力を入れていますが、
・バンドレン Traditonal
・バンドレン Java
・リコ ジャズセレクト
・リコ
・リコ ラヴォーズ
・ゴンザレス RC

等の2・1/2やMSといったサイズであれば、間違いないでしょう。
1箱に5枚又は10枚入っておりますが、個体差がありますので、購入したら全てのリードを試してみましょう。
また、ローテーションして使い続けると長く、より良い状態で使えます。
リードを削ったりする加工は難しいので、もし行う場合は、失敗しても良い使わなくなったリードで試してみるといいでしょう。

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さあ、始めてみましょう!

詳しい奏法やテクニックは教本にお任せして、まず音を出すまでのところの説明します。
※リードを濡らす(さっと水に濡らして数十秒待つ程度)

1. マウスピースにリード・リガチャーをセットして下さい。

 (リードを傷つけないように、リガチャーをセットしてからリードをつけると安心です)
上の歯にマウスピースを当て、下の歯に下唇をかぶせるようにしてリードを軽く乗せるようにくわえます。
息を深く吸って空気が漏れないように上唇をマウスピースに密着させて音を出してみましょう。
この状態でリードが振動するのを実感して頂けたら、少しずつ長い時間一定の音で伸ばせるように、少し圧力をかけましょう。

2.マウスピースにネックをつけて、同じように音を出します。

 この状態で音がきれいに出れば、あとはネックを正しく本体に装着すれば、音を出すことができます。
正しい姿勢できちんとした練習をすることで、比較的短期間で曲をマスターできるのもサックスの大きな魅力の一つです。
あとは詳しく記載してある教本・DVDなどで勉強して下さい。

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ジャズサックスに挑戦

■基本はクラシック・ジャズ共通です

 ジャズサックスというと、難しいイメージがあるかと思うのですが、楽器を正しく鳴らす基礎については、各ジャンル共通なので、まずは基礎を身に付けることが大切です。
正しいアンブシュアを身に付け、ロングトーンやタンギング等をしっかりと行いましょう。

■ジャズの2大原則

 リズムの取り方がクラシックとは異なり、裏拍(1・2・3・4とリズムを取る中の2・4)を強調することです。また、音の最後の処理の仕方がクラシックとは異なり、音の終わりを舌で止める点も大きな違いです。この2点がジャズ・サックスの奏法上の2大ポイントになります。

■アドリブはルールが大事

 次によく耳にする「アドリブ」については、コードの知識やスケールの使い方など音楽理論が必要になりますが、一度覚えてしまえば様々な場面で活かすことができ、大変便利です。
よく、ジャム・セッション等で飛び入りのミュージシャンが何も見ずに曲に合わせて演奏する姿を良く見かけますね。
とても高度なテクニックが必要なのですが、ジャズには一定の決まりごとがあるので、その決まりを知っていることで、特別な打ち合わせがなくても、周りの人とある程度一緒に演奏することができるのです。

ただし音楽理論を全く知らない人が入ると、大変なことになりますので、しっかりとコード進行と応用力を身に付けてから挑戦してみて下さい。

現在の教本にはうまくアドリブをするコツなども詳しく書かれていますので、そちらも見てみて下さい。
楽器の組み立て方から基礎を丁寧に説明してくれる教材もたくさんあり、自主練習の心強い味方になってくれます。
好きな曲をかっこよく吹く姿を夢見て!ぜひ挑戦して下さい。

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よくある御質問

最後にサックスを始められる前に、よく頂く質問をご紹介します。
ご参考にして下さい。
Q. アルトサックスを始めてみたいのですが、どのメーカー・機種が良いのかよくわかりません。

A. 長く続くかどうか不安のお客様にはビュッフェ・クランポンの「Student」をお勧めしています。
マウスピースをセルマーのS80 C*に変えて頂けると、より吹きやすく、好みの音色になりますので、セットでのご購入をお勧めします。

この先も長く同じ楽器で、とお考えのお客様には、20万円以上のクラスがお勧めです。
その中でもヤマハの「YAS-82Z」、カイルベルトの「SX90R Shadow」は各メーカーの最高級グレードの楽器として、上達されてもご満足頂ける機種です。

尚、2万円程度で販売されている非常に低価格の楽器では、調整等が不十分のものも多く、ご購入後直ぐに調子が悪くなってしまったり、修理もできなくなってしまう場合もあります。
最低でも「10万円」前後で販売されている物の購入をお勧めします。

Q. ジャズが好きなので、テナーサックスから始めたいのですが。

A. 趣味で楽しまれるのであれば、全く問題がありませんので、是非テナーから始めて下さい。
管体が大きい分、管を鳴らしきるのはアルトに比べて若干難しいのですが、基本は同じなので、是非好きな楽器から始めて下さい。

Q. ソプラノサックスから始めても大丈夫?

A. 持ち歩きも簡単で、とても親しみやすいサックスですが、アルトサックス等に比べると音のコントロールが難しく、しっかりとした音を出すまで、少し時間がかかる可能性もあります。
しかし、ケニーGを目標に頑張るママさんプレイヤーも多く、やる気一つでクリアできるでしょう。

Q. ジャズ向きとクラシック向きの違いが良く分かりません。

A. クラシック向きの楽器は、アンサンブル等で他の楽器との調和が重視されるので、音程がよく、音のコントロールが容易にできる必要があります。
対してジャズは感情表現がしやすく、味のある響きが好まれます。一般的に、ジャズ向きの楽器はテーパーが大きくなる傾向にあります。
ヤマハのアルトサックスの場合は「YAS-875EX」がクラシック向け、「YAS-82Z」がジャズ・ポップス向けの楽器として、特徴的な形状が明確に施されています。
しかし、他のメーカーでは明確な区分がないため、基本的にはマウスピース・リード次第でどのジャンルでも対応できるようになっています。(一部機種・仕上げを除きます)
マウスピースは楽器本体以上に特徴的な形をしていますので、マウスピースを分けられるのも方法の一つです。

Q. サックスは同じ型番でも差があるって聞いたけど。

A. 確かにサックスは600以上のパーツを手作業で組み立てていくので、高い機種になればなるほど、同じ品番でも差が出てきます。
ヤマハは個体差が少ない、と良く言われますが、カスタムクラスの「YAS-875EX」や「YAS-82Z」について同じ機種を吹き比べると、微妙に個性が違うのが実感して頂けると思います。
価格の高いモデルは丁寧に作られており極端に悪い楽器はありませんが、プロが選んだ選定品ですと、より一層安心してお使い頂けるかと思います。
その他、展示品等楽器が劣化していないか、調整は十分になされているか、ご購入の際はこの辺もご注意下さい。

Q. 管楽器はお手入れが大変そうだけど。

A. 基本的には演奏終了後に、管体の中の水分をしっかり取り除いて、指で触れた部分の汗や指紋をふき取って頂ければ大丈夫です。
詳しくは、「サックスお手入れ方法」を御覧下さい。

Q. 調整はどのくらいの頻度で出せばいいの?

A. 基本的にご購入後半年〜1年経ちましたら、一度点検に出して下さい。
その後は年に一度のペースで調整に出して頂ければ、いつもベストな状態で使用できると思います。
(ハードな練習をされるお客様は半年に一度程度の点検をお勧めします)

Q. サックスは音が大きそうで心配です。

A. 他の木管楽器に比べると、音はどうしても大きくなってしまいますね。
最近ではe-Saxという消音機も発売になり、だいぶ音を小さくコントロールできるようになりました。

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