高度な要求にも応えるカスタムモデル ヤマハ ユーフォニアム”YEP-842S”

ユーフォニアムの美しい響きのために、小さな部品ひとつひとつにまで厳密な設計を重ねて、根本的ともいうべきリファインを実施。ユーフォニアムがついに到達した理想の形、ヤマハユーフォニアムの頂点がこの”YEP-842S”です。

ブリリアントな輝きとパワフルさを合わせ持つ美しい響き、高域から低域までムラのないスムーズな吹奏感。管内径寸法や支柱等の最適化の追求により、バルブ切り替え時の音色と吹奏感を大幅に改善。ベルを肉厚としたことでダイナミックレンジを拡大、補強板を大きくし、2番管補強板を追加したことで管体の強度を高め、輪郭のはっきりした豊かな音色を実現。レスポンスの良い吹奏感は、最上級モデルに相応しい仕上がりになっています。

”YEP-842S”は新形状のハンドレストの採用の他、ウォーターポットを標準装備。 *コンペンセイティング・システム(補正ピッチ)を搭載するなど。随所に新しい工夫が見られ、プレイヤーの要求する響きと吹奏感を実現したユーフォニウムです。

ソリスティックな表現力。大編成の吹奏楽においても卓越したパワーを備えた、ヤマハユーフォニアムの頂点モデル”YEP-842S”
学生から社会人の方、プロ奏者の方にもおすすめのモデルです。

■新設計の吹込管
新しいテーパー形状を採用した吹込管。適度な抵抗感があり、レスポンスが大幅に向上。

■新形状のハンドレスト
新形状のハンドレストの採用により、ピストンの操作性が向上。さらにウォーターポットを標準装備。

■1番管の補強版の大型化
1番管の補強板を大型化。響きのダイナミックレンジが大幅に拡大。

■2番管の補強板の追加
新たに2番管にも補強板を追加。管体の剛性を高めることで、輪郭のはっきりとしたまとまりのあるサウンドを実現。

*コンペンセイティング・システム
1874年、Boosey&Co.の設計責任者であった音響学者D.J.ブレイクリーが開発し、1878年に特許が認可された金管楽器のための音程補正システム。金管楽器の特性上、音程が上ずりやすい低音域などで作動し、楽器が自動的に音程を補正。演奏者は替え指などの苦労から解放され、音楽表現に集中することができる画期的なシステムです。