フルートをはじめよう | フルート入門講座
各メーカー様々な機種を発売しておりますが、特に人気が高く、お買い得なお勧めモデルをご紹介します。
ミヤザワフルート アトリエ1BR カバードキィ人気フルートメーカー、ミヤザワの「銀製 頭部管+洋銀製 管体」
サンキョウフルート エチュード明るく澄んだ音色でファンの多いサンキョウフルート。
弊社では各メーカー総銀製までを中心に在庫を豊富に取り揃えています。 詳しい奏法やテクニックは教本にお任せして、まず音を出すまでのところの説明します。
唇にリッププレートをあて、歌口に息を吹きかけてみましょう。
ジュースのビン等に息を入れる感じでやってみると、音が出ます。 楽器の組み立て方等は、こちらを御覧下さい。
ロングトーンとは音を安定した音色で長く伸ばすことで、どの管楽器でも基本中の基本になります。 あとはお客様の演奏スタイルに合わせて練習していきましょう。 ロングトーンや音階等の基礎練習をしっかりとしてもよいですし、いきなり簡単な曲からはじめてみるのも、上達の一つです。 もちろんフルートの教室に通って基本を身につけられるのも良いでしょう。 また、教室に通う時間はないが、とにかくフルートに触れてみたい…という方には、初心者向けの教本やDVDなどの利用もおすすめです。 最後にフルートを始められる前に、よく頂く質問をご紹介します。
ご参考にして下さい。 Q. フルートを始めてみたいのですが、どのメーカー・機種が良いのかよくわかりません。A. 長く続くかどうか不安のお客様にはヤマハの「YFL-221」をお勧めしています。 この先も長く同じ楽器で、とお考えのお客様には、15万円以上のクラスがお勧めです。 なお、2万円程度で販売されている楽器は、調整等が不十分のものが多く、ご購入後直ぐに調子が悪くなってしまったり、修理もできなくなってしまう場合もあります。 Q. 同じモデルでも仕様がいっぱいあるようですが。A. 初心者の方は「カバードキー・C足部管」が無難です。 Q. 管楽器はお手入れが大変そうだけど。A. 基本的には演奏終了後に、管体の中の水分をしっかり取り除いて、指で触れた部分の汗や指紋をふき取ってもらえれば大丈夫です。 Q. 調整はどのくらいの頻度で出せばいいの?。A. 基本的にご購入後半年〜1年経ちましたら、一度点検に出して下さい。 Q. フルートの練習はどこですればいいの?。A. フルートは管楽器の中では、比較的音の小さい楽器で、日中であればコントロールして吹けば、あまり迷惑にはならないかと思います。(とはいっても、音に対する感じ方は様々なのですが・・・・) |
いつか吹いてみたい…、そんな夢にいま挑戦!
軽やかで優しい響き、演奏する姿も優美なフルートは、まさに老若男女問わず、
管楽器の花形として人気を集めています。
オーケストラや吹奏楽では軽やかな高音や主旋律を担当する大変華のある楽器です。
ソロやアンサンブルでも幅広く活躍し、透き通るような清涼な音色は聴く人に安らぎを与えてくれます。
趣味で始めたい管楽器圧倒的No.1で、
■音が他の管楽器に比べて大きくない
■コンパクトに分解でき、持ち運びが簡単
■ソロの楽器として、楽譜・教室がたくさん揃っている
等の理由でフルートを選ばれる方が多くいらっしゃいます。
価格も初心者向けのもので「5万円〜」とお求め安く、最近では教本やDVDも充実しており、より身近な楽器になりました。
是非生涯の趣味として、フルートを始めてみませんか?
フルートは木管楽器のひとつです。なぜ金属製なのに木管?
と不思議に思われますが、昔々、初期のフルートは木製でした。
現代のフルートの前身といわれている横笛が約600年前のルネッサンス時代から存在したと言われています。
時代を経るにつれて、より豊かな響き・音量が求められるようになり、金属製のフルートが生み出されました。
19世紀中頃、"ベーム式"という言葉でもおなじみのドイツのベームさんという方の開発によるものです。
それ以降、音量や加工のし易さに優れた金属製のフルートが主流となり、今日に至ります。
もちろん、木製フルートも、その暖かみと深みのある音色で、現在も上級者やプロの方などに愛用されています。
フルートは旋律を奏でる楽器ですが、オーケストラの中でも非常に目立つ楽器の一つです。
特に
■ビゼー 「アルルの女」
■ドビュッシー 「牧神の午後への前奏曲」
などは、フルートの魅力とオーケストラの色彩がとても豊かな曲で、耳にされた方も多いのではないでしょうか?
また、普段聴いているアーティストの曲にも、フルートは様々なフレーズで取り入れられています。
■カバードキィ(ジャーマンスタイルとも言われます)
指で押さえるキーの部分がフタ状になっていて、比較的確実に音孔を塞ぐことができます。手にかかる負担も少なく、初心者の方にも使いやすい楽器とされています。
■リングキィ(フレンチスタイル)
キィのフタはドーナツ状に中央がくり抜かれた形状です。
指で確実に塞がないと息漏れが生じやすいので、技術が必要とされます。
その一方で、指先での微妙なコントロールが可能で、中・上級者ではリングキィを使われる方が増えます。
指導者によっては、初めからリングキィで学ばれることを推奨する先生もいらっしゃいます。
各フルートメーカーでは、リングキィの孔を塞ぎカバードキィのようにする樹脂製のプラグ(栓)も販売しておりますので、押さえにくい部分だけプラグを使うという方法もあります。
リングキィには、キィが一直線に並んだ"インライン"配列と、カバードキィと同様に一部のキーが飛び出している"オフセットキィ"配列の2種類があります。
こちらは各メーカー・機種により異なります。
フルートの構造上、出しづらい第3オクターブのミの音を安定して出しやすくするための仕組みです。
フルートメーカー各社でも、標準装備としてつけているところや、オプション扱いのところなど考え方は様々です。
演奏者の方の必要度によって、お考え頂ければ良いでしょう。
フルートの口元から一番離れた部分を"足部管"といいます。
この足部管には、C管(最低音がド)と、それより半音低い音まで出るH管(最低音がシ)の2種類があります。
日本では最も一般的なのはC管です。
H管はC管よりも足部管のキィがひとつ多く、管も長くなります。
上級者の方や海外ではH管の使用も多くなっています。
管が長くなるので、高音が安定するメリットもありますが、管体が重くなるので、あまりお勧めしません。
機種によっては、複数の素材をパーツ毎で分けたりしています。
さらにその素材からメッキ加工を施すことも多く、色々な組み合わせがあるのがフルートの特徴です。
簡単に特徴を紹介します。
■洋銀(洋白)
サビに強く、素材価格が安いため、入門機種に多く用いられる素材です。
表面には銀メッキがしてあるものが多く、見た目は銀製の楽器とあまり変わりません。
■銀(シルバー)
一般的なフルートの素材として最も広く用いられているのがシルバーです。
柔らかく響きの豊かな素材で、しっかりとした手入れをして頂くことで、長くお使いいただけます。
最近は銀の配合もメーカー毎で異なるなど、各社工夫を凝らしています。
その上のクラスでは、管体銀製(キーなどのメカニズムは洋銀製)、総銀製のモデルがあり、銀の特性を活かした柔らかく豊かな響きを奏でることができます。
■金(5金〜24金)
音大生やプロの方になりますと、ゴールドのフルートをお使いになる方もいらっしゃいます。
ゴールドは輪郭のはっきりした輝きのある音色が特徴とされます。
14金が多く使われていますが、銀よりも吹奏感が強く、吹きこなすのは難しい素材です。
更に上には、プラチナといった至高の逸品もございますが、こちらは上級者向けと言ってよいでしょう。
フルートは専業メーカーが多く、それぞれ異なった特徴を備えた楽器を日々研究・製造しています。
国内メーカーでは、以下のメーカーが弊社では人気です。
ミヤザワフルート
ムラマツフルート
「フルートといえばムラマツ」、という方も多いです。
サンキョウフルート
他にヤマハ、アルタス、パールなどがあります。
海外では、パウエルフルート(米)、ブランネン(米)等歴史のある老舗メーカーも多数あり、常に最高の響きを追求しながら製品作りが進められています。
フルートは世界的にみても日本メーカーの人気がとても高く、総銀製までの楽器は、国内メーカーのもので間違いないでしょう。