トロンボーンをはじめよう | トロンボーン入門講座・選び方 管楽器専門店 永江楽器

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トップページ > 楽器をはじめよう:トロンボーン

トロンボーンを吹いてみよう

人の肉声に一番近いといわれるトロンボーンの音色。
街角に流れる音楽で、テレビのCMで、映画のエンドロールで、きっと耳にしているはずです。
トロンボーンは、吹奏楽はもちろん、オーケストラ、ビッグバンド、ジャズコンボ、ボサノバ、ラテン、スカ、ポップスと活躍の場は多岐にわたっています。
トロンボーンを手にすれば、どんな音楽へも飛び込んでいける!そんな活用性の高い楽器です。あなたもトロンボーンで、世界を拡げてみませんか?

目次

  1. トロンボーンの歴史を学びましょう
  2. トロンボーンの種類を学びましょう
  3. トロンボーンの構造を学びましょう
  4. トロンボーンの選び方
  5. トロンボーンのメーカーを学びましょう
  6. おすすめのトロンボーン
  7. マウスピースを学びましょう
  8. さあ、始めてみましょう!

トロンボーンの歴史を学びましょう

起源は15世紀頃までにさかのぼります。スライドの付いたトランペットを改良したものがはじまりとされており、当初は「サックバット」という名前でした。

サックバット

トロンボーンは、管楽器の中では唯一古くからの形をそのまま留めている楽器です。その柔らかく包みこむような響き、厳かな雰囲気をもつ音色は、「神の声」とも呼ばれ、ルネサンス、そしてバロック時代にかけて、教会での宗教音楽や、宮廷の儀式等で長く使用されていました。
ドイツでは現在でもその名残を受け、宗教曲を専門とした、トロンボーンのみで編成された楽隊があります。

19世紀に入ると、多くのロマン派の作曲家たちによって、交響曲等に効果的に用いられ、荘厳な響きのハーモニーはもちろん、力強く圧倒的なフォルテシモから、静寂な場面でのピアニシモまで、多彩な表現力を発揮する楽器として、オーケストラで活躍するようになります。
オーケストラの中では、主にハーモニーの構成や、ファンファーレのような華やかな場面の演出、また元来宗教色が強かったせいか、曲中の非常に重要な位置でコラール等の大事な役割を与えられることがあります。
20世紀初頭、アメリカでニューオリンズ・ジャズが発祥し、トロンボーンはさらなる可能性を開花させます。

6〜7人編成で即興演奏(アドリブ)を重視したスタイルのディキシーランド・ジャズを経て、1930年代〜40年代、スウィングジャズが流行します。
トロンボーンは、大人数編成でのビッグバンド・ジャズには欠かせない花形楽器となり、自らもトロンボーン・プレイヤーであったグレン・ミラーは、スウィングジャズ時代にグレン・ミラー・オーケストラを結成し、「イン.ザ.ムード」や「ムーンライト・セレナーデ」等、数多くの名曲を残しました。

1950年以降のモダンジャズ、ビバップスタイルの台頭により、サックスやトランペットがムーブメントの中心となりますが、同時期を席巻したJ.J.ジョンソン、カーティス・フラー等、スピード感溢れる軽快なアドリブを鳴らすことのできる楽器として進化を遂げます。

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トロンボーンの種類を学びましょう

テナートロンボーン

テナートロンボーン

もっともスタンダードな形のトロンボーン。約400年前からほぼ同じ構造を維持しています。B♭を基調とし、ボア(管の内径)サイズに、「細管」、「太管」、「中細管」があります。
低音域に制限があるため、吹奏楽やオーケストラではあまり使われなくなっていますが、吹きやすく、肺活量の少ない初心者でも楽に鳴らすことが出来ます。
また、ハイノート(高音)を操るジャズの演奏で使用されることも多い楽器です。

テナーバストロンボーン

テナーバストロンボーン

テナートロンボーンに、ロータリーバルブを取り付け、F管との切り替えができるトロンボーンです。レバーを押すと、B♭管からF管に変わります。
19世紀末頃に発明され、低音域、また第7ポジションの操作性をカバーする楽器として、現在は主流となっています。
バルブ機構にはさまざまなタイプがあり、ロータリーバルブ、セイヤーバルブ、ハグマンバルブ、ヤマハが開発したVバルブ等があります。

バストロンボーン

バストロンボーン

ボアサイズ、ベルサイズともに大きく、ベースラインを担当する楽器です。テナートロンボーンに、F管と、E♭管もしくはD管等のバルブが追加され、ふたつのロータリー直列に並べた「インライン・タイプ」が多く普及しています。
このほか、テナーバスと同様にひとつのロータリーをもつものや、F管の回路の中にさらにロータリーを追加した「オフセット・タイプ」等があります。
音色は暗めで、深みのあるサウンドが特徴です。

アルトトロンボーン

アルトトロンボーン

テナートロンボーンよりも管の長さが短いE♭管で、高音域を出せるトロンボーンです。バロック時代に、宗教曲や合唱のアルト声部を演奏するために作られ、現在でも、古典派の管弦楽曲で使用されることがあります。

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トロンボーンの構造を学びましょう

各部の名称

構造

トロンボーンの選び方

ベルの素材

イエローブラス ゴールドブラス

■ イエローブラス

イエローブラスとは、真鍮の中でも 銅70% 亜鉛30%程度のものをいいます。
明るく輝かしい音色が特長です。

■ ゴールドブラス

ゴールドブラスとは、真鍮の中でも 銅85% 亜鉛15%程度のものをいいます。
あたたかみのある豊かな音色が特長です。イエローブラスに比べ吹奏感にやや抵抗があります。
レッドブラス スターリングシルバー

■ レッドブラス

真鍮の成分が銅98% 亜鉛2%の素材で、音色は柔らかく、どっしりとした響きになります。
ほぼ銅100%に近いレッドブラスは「赤ベル」「コパーベル」等と呼ばれることがあります。メーカーによっては銅90%以上のものを「レッドブラス」と呼ぶ場合もあります。

■ スターリングシルバー

純度92.5%の銀のことを「スターリングシルバー」と呼びます。フルートで主に使用される金属ですが、トロンボーンのベルに使用されることもあります。反応が素早く、深みのある繊細な音です。

一枚取りと二枚取り

「一枚取り」「二枚取り」とは、ベルの製造方法のことです。 「一枚取り」は一枚の真鍮の板を筒状に丸め、叩いて伸ばし、ベルの形に形成します。何百回もハンマーで叩くことで、真鍮の板は硬く鍛えられ、遠くまで響く音色を生み出します。
「二枚取り」は管の部分とベルの部分を分けてつくり、最後に溶接してベルの形にする製造方法です。
ほぼ機械で製造するため、比較的安価なモデルに多いです。

塗装の違い

■ クリアラッカー

楽器の表面に透明の塗料を吹き付けている仕様です。明るく歯切れのいい音色が特長です。

■ ゴールドラッカー

クリアラッカーに金色の塗料を混ぜ合わせてたものです。クリアラッカーよりもパワフルな音色です。

オープンラップとトラディショナルラップ

トロンボーンはF管の巻き方(管の流れ)によって、音色や吹奏感が異なります。
トラディショナルラップ オープンラップ

■ トラディショナルラップ

スタンダードなF管の巻き方です。コンパクトなレイアウトで、やや抵抗感があります。

■ オープンラップ

曲線が少なく、F管が主管よりも大きくせり出しています。抵抗感が少なく、開放感のある吹き心地です。

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トロンボーンのメーカーを学びましょう

ヨーロッパの金管楽器専門メーカーをはじめ、アメリカ、日本、中国等、多くのメーカーでトロンボーンは作られています。ここでは当店で人気のメーカーをご紹介します。
クルトワ
世界的なトロンボーン奏者ミシェル・ベッケ氏が愛用しており、金管楽器ではもっとも古い歴史をもった老舗ブランドです。パリオペラ座管弦楽団や、オランダのロイヤルコンセルヘボウ、ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場管弦楽団など、欧米の名高いオーケストラプレイヤーからも愛されています。
ヤマハ
ヤマハ
いわずと知れた日本の管楽器メーカーです。つくりが均一でバラつきが少なく、音程が良いのが特徴です。ランクごとに非常に多くの機種が作られているので、ぴったりの楽器を見つけることが出来るでしょう。
ヴィンセントバック
ヴィンセント・バック
トランペットとの二台巨頭を構えるアメリカの人気メーカーです。
太く、パワフルな響きと、深みのあるその音色は多くの奏者を魅了し、プロアマ問わず愛用者がいます。また種類豊富なマウスピースも人気です。

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おすすめのトロンボーン

入門クラス

ヤマハ テナートロンボーン YSL-354 ヤマハ テナー・バストロンボーン
YSL-456G
ヤマハの入門者用テナートロンボーン。ロータリーがない細管のシンプルな構造で、初めてトロンボーンを演奏される方でも無理なく演奏できます。 トラディショナルラップ、ゴールドブラス2枚取りベルの、ヤマハ入門者モデル。低価格ながら丁寧な作りで、中学生〜高校生の最初の楽器として人気があります。

中級クラス

クルトワ テナー・バストロンボーン
Legend AC420B クルトワ テナー・バストロンボーン
AC420MBO
あたたかく華やかな音色のクルトワトロンボーン。420Bはイエローブラス、トラディショナルラップのスタンダードなモデルです。 イエローブラス、オープンラップの人気モデル。スライドも吹き心地が軽いライトウェイト仕様で、体力のない方でも力強い音色が出せる人気モデルです。

上級クラス

クルトワ テナー・バストロンボーン
AC420MBHR クルトワ テナー・バストロンボーン
AC420MBOST
息の流れを妨げないように設計されている「ハグマンバルブ」を搭載したモデル。ゴールドブラスベルとライトウェイトスライドで絶妙なバランスを持ち、プロ奏者からも人気が高いモデルです。 通称「ベッケモデル」と呼ばれる、スターリングシルバーベル、オープンラップ、ライトウェイトスライドのモデル。繊細で柔らかい音色で、ffで吹き込んでも音が割れることなく、遠くまで音が響き渡ります。

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マウスピースを学びましょう

マウスピースの構造

各部名称

■リム内径

大きなものは唇の振動する部分が多く大きな音が出しやすく、低音もよく響きますが、唇の筋肉がまだ発達していない人には高音が出し難くバテやすいです。
中くらいのものは高・中・低音が比較的に楽に鳴り、長時間の演奏にも耐えやすいので吹奏楽やアンサンブルには最適です。
小さなものは高音がとても出しやすいと思いますが唇の振動する部分が狭いため、正しい音程が出し難く低音も響き難くなります。

■ リム形状

リムの表面が丸いものは、音が柔らかくなり、柔軟性があります。逆にリムの表面が平らなものは、音が明るくなり、輪郭がはっきりとします。

■ カップ

深いものは低音域が楽になり豊かで深みのある音、浅いものは高音域が出しやすく、明るく鋭い音になります。

■ スロート

広めのものは息が良く入り、太い音が得られます。細い物は息の抵抗が増え芯のしっかりした音質になります。

■ バックボア

大きいものは音量が豊かで高音域での音程が高めになる傾向です。
小さいものは音量が出ませんがコンパクトにまとまった音質になります。

太管と細管

トロンボーンのマウスピースには『太管(ラージシャンク)』『細管(スモールシャンク)』と呼ばれる2種類のシャンク形状があります。
基本的に、テナートロンボーンは細管、テナーバストロンボーンまたはバストロンボーンは太管ですが、ご使用前に必ず確認してください。

おすすめのマウスピース

バック トロンボーンマウスピース

V.バック トロンボーンマウスピース 6-1/2AL

輝かしい音色、多くのトロンボーン奏者から支持されている「V.バック マウスピース」。特に人気の「6-1/2AL」は明るく張りのある音色で、唇に無理なく演奏できるサイズです。

クルトワ トロンボーンマウスピース

クルトワ トロンボーンマウスピース 6-1/2M

世界的トロンボーン奏者 ミシェル・ベッケ氏が監修したモデル。コントロールしやすくパワフルな音が出せるのが特長です。もちろんクルトワのトロンボーンとの相性◎です。

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音を出してみましょう

マウスピースだけで吹いてみましょう

マウスピースを口に当て、ほほ笑むようにして、唇の端を上に持ち上げます。
ほんの少しだけマウスピースを押し当てて、息を吹き込みます。
「ブー」と音が鳴ればオーケー。ピアノやチューナーで音を出しながら、それに音程を合わせて鳴らすと効果的です。
マウスピースは、上唇を2/3、下唇を1/3の割合で当てるのがよいとされています。唇がスムーズに振動する位置を探してみてください。

マウスピースを装着し、音を出してみましょう

楽器の組み立て方はこちらをご覧ください。
B♭(シ♭)か、F(ファ)の音を出してみましょう。「倍音」といって、同じスライドポジションで何個もの音が出るので、さらに上のD(レ)やA(ラ)が出るかもしれません。マウスピースだけ吹いたときの要領で、息を吹き込みます。

音が出たら、息を入れたまま、スライドを抜いてみてください

音程がゆるやかに下がっていき、トロンボーン独特のあの音が「ぱ〜お」と出るはずです。
「グリッサンド」といいます。このようにしてトロンボーンは音を変えます。
あとは、スライドのポジションを覚えれば、曲が吹けるようになります。
曲を吹くときにグリッサンドはあまり使いません。音の切り替わりがなめらかになるよう、練習しましょう。
教本などもたくさん出ているので、はじめて楽器を吹く場合は目を通すとよいでしょう。
また、教室に通って正しい奏法を習うのもおすすめです。
自分で聞えている音と、周りに聞えている音は微妙に違うので、上達するには誰かに聞いてもらうことが大切です。

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